在宅で仕事をする人が増えた昨今。
自宅のデスク環境が仕事に与える影響は非常に大きいです。
自宅だと集中できない。
ノートPCを見続けているから肩が凝って仕方ない。
せっかくだから、自宅の作業環境を整えたい。
そんな声が増えています。
ボク個人は、在宅勤務が増える前からブログ作業用に自宅のデスク環境を整えていました。
そんなボクだからこそ、
今後自宅で快適に仕事をしたい人にとって必要な
- 作業環境にまつわる知識
- オススメのPC周りのアイテム
を紹介できます。
単純にガジェット好きな男性や整理整頓が好きな女性にも興味の湧く内容となっていますのでぜひご覧ください!
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デスク環境で大切な5つのポイント
デスク環境を整えるときに、一番気をつけるべきなのは作業時の姿勢です。
例えば普通のノートPCを使おうとする場合、画面の位置が低いため、顔がきつい角度で下を向く姿勢となり、長時間その姿勢を続けると首や肩が痛くなります。
これは経験があるのではないでしょうか?
ちなみにパソコンなどのデジタル機器でおなじみの富士通のホームページにパソコン使用時の望ましい姿勢について紹介されていました。
(出典:富士通株式会社)
姿勢について、想像以上の細かいポイントがあることがわかります。
次に大切なことは作業の効率性です。
例えばスマホで調べ物をするよりは、PCで調べ物をした方が効率がいいですよね。
これはPCの方が画面が大きく、一度に得られる情報量が多いからです。
作業の効率性は画面の大きさやデスクの広さ・明るさなど様々なことから影響を受けます。
このように、作業環境は長時間作業をしても疲れにくい姿勢と作業が効率が上がる環境にすることが大切で、そうなるようなアイテムを買いそろえるのがベストです。
以上のポイントを踏まえた上で、
さらに具体的にアイテムをそろえるときに考えるべきポイントを5つに絞って紹介します。
ポイント①:PC画面の大きさ
画面の大きさは作業効率に大きな影響を与えます。
また、大きな画面は離れていても見やすいため、目の疲れを軽減する上に猫背の原因になる前傾姿勢の予防にもなるんです。
後ほど紹介しますが、ボクが使っている23.8インチモニターくらいの大きさがあると基本的には上記の効果が実感できると思います。
また、画面は金銭面的に可能ならワイドなものをオススメします。
ワイドモニターはその名の通り画面が左右に長く、文章を書いたり資料を作成しつつ、横に別の資料や情報を表示できるのが特徴です、
圧倒的に作業が進みやすくなります。
資料を見たり調べ物をしたりする「ながら作業」をするタイプの方に特にオススメです。
ボクも欲しいと思っているモニターのリンクを貼っておきます。
ポイント②:PC画面の高さ
画面の高さは良い姿勢でいるために大切なポイントです。
ノートPCだとどうしても、首が急な角度で下を向く姿勢になってしまいがちです。
首が自然とまっすぐになる高さ、目線ほどの高さに画面がくるのがベストなので、高さ調整できるモニターを購入することをオススメします。
また、高さ調整で一番オススメするアイテムは「モニターアーム」です。
モニターアームとは、モニターの背面にアームを取り付けてモニターの高さや角度を自由自在に調整できるツールです。
様々なモニターアームがありますが、強度や信頼性で考えるのであれば「エルゴトロン」という会社のモニターアーム一択です。
信頼性は本家には劣りますが、価格の安いOEM製品もAmazonから出ています。
モニターまで必要なのか…。と思っている人には、PCスタンドがオススメです。
これはノートPCでも画面が高い位置に来るように考えられた商品で、置き型と取り付け型とあります。
置き型は自宅のデスクなどで設置して、その上にノートPCを置くタイプのPCスタンドです。
しっかりとした高さがつくので、目線が上に来て姿勢が整い、肩こり等の予防になります。
ボクもモニターアームを購入する以前まで使っていました。
愛用しているMacBook Proのスペースグレイと似た色のもので重厚感もあり、安定していて安っぽくないのがオススメポイントです。
取り付け型は、ノートPCに直接取り付けるタイプのスタンドです。
自宅以外の出先でもノートPCに高さを出すことができます。
ボクが使用していたものは少しだけ高さがでる程度なので、あまり姿勢に影響はしませんが、MacBook Pro本体に熱がこもりにくくなったり、タイピングしやすい角度になったりという別のプラス面がありました。
2020年前後から人気のスタンドはMOFTです。
ボクは持っていないのですが、今から取り付け型を買うなら絶対にMOFTにするかなと思っています。。
色々と高さを出すためのアイテムを紹介しましたが、自分のお財布や作業環境との相談で決めると良いと思います。
最後に注意点として、キーボードやマウスは有線でも無線でもいいですが別に購入することをオススメします。
ノートPCを高い位置にしてそのキーボードにそのまま手を置いたおばけスタイルで作業していては本末転倒だからです。
ポイント③:椅子と机の高さ
画面の高さも大事ですが、姿勢にモロに影響するのはやはり椅子と机です。
もう一度富士通さんの望ましい姿勢の画像を見てみましょう。
椅子とデスクの高さがなかなか細かく決まっています。
ボクの実感的に、これは椅子とデスクの高さが肘の角度や足裏が床に設置するかどうかに影響するからだと考えています。
別の言い方をすると、
- 足の裏が床についていること
- キーボードなど操作する肘の角度
が、作業に大きな影響を与えるということです。
足の裏がついてない状態、かつ、肘が縮こまっている状態で作業してもらえばわかると思いますが、めちゃめちゃしんどい。。。
デスクの高さや椅子の高さが大切なのは、そのしんどい姿勢を作らず疲れにくい姿勢を取るためというわけです。
ポイント④:机の広さと奥行き
画面の大きさ、高さ、机と椅子の高さに気を配れば基本的には疲れにくく、効率のいい作業ができます。
さらに効率アップを目指すには、広さがあって奥行きある机がオススメです。
作業をするときには、どうしても資料を出したりペンやメモ帳を使ったりする機会があります。
その際に、机が狭いととにかく圧迫感を感じるんです。
画面の大きさと同じで、一度に広げられる情報量が多い方が作業の効率は上がります。
机の広さが思考やアイデアの広がりにつながるという科学的な研究もあるそうです。
また、この視点が抜けがちですが、資料を使ったりするときに意外と奥行きが大切です。
PC作業をするとき、モニターとキーボードを置くだけで机の上は結構占領されます。
その状態で奥行きがない机だと、資料が机をはみ出してしまって作業しづらく圧迫感を感じるようになります。
さらに、あんまりに奥行きがない机の場合、ディスプレイと目との距離が取れず目に悪影響を及ぼすこともあります。
部屋の広さやレイアウトにもよりますが、可能な限り広めで奥行きのあるデスクを選ぶのがオススメです。
ポイント⑤:部屋の明るさ
最後のポイントは明るさです。
明るすぎても暗すぎても目への負担が生じます。
モニターの明るさ、手元の明るさ、室内全体の明るさができるだけ等しい状態が望ましいとされています。
ここはそこまでこだわるか?という部分ではありますが、本当に毎日長時間パソコンで作業する人にとっては大切な部分です。
チリも積もれば山となるということわざの通り、デスク環境からくる影響というのは小さなものでもドンドンと体に出てきます。
ボクのデスク環境とオススメのPC周辺アイテム
デスク環境を作るポイントについて整理できましたか?
5つのポイントを抑えつつ、完璧ではありませんがボク自身デスク環境を徐々に整えてきました。
デスク環境は、お金をかけようと思えばいくらでも良い環境にできますが、経済事情もあれば個人のこだわりもあるので百人百通りのものができあがると思います。
その上で、ボクのデスク環境があなたのデスク環境作りの参考になれば幸いと思って紹介しようと思った次第です!
ボクのデスク環境紹介
デスク全体はこんな感じです。
モニター、モターアーム、キーボード、マウス、PCの収納スタンド、照明なんかがあります。
机の左側のスペースは食事や本など置くためにわざと空けています。
窓際なので、昼間はデスクライトもつけずに快適に作業ができます。
裏側は配線がまとまっていないのでぐちゃぐちゃ。
壁際に寄せて見えなくするのが本当はいいんですが、試行錯誤の結果机の配置はこの感じに落ち着いています。
このデスク環境で使っているアイテムについて次から紹介していきます。
PC MacBook Pro13インチ
ボクの愛用はMacBook Proです。
持ってる携帯がiPhoneなので、写真等の同期がしやすくこれにしました。
ディズプレイモニター EIZO(エイゾー)のFrexScan23.8インチ
2.
— くまた@あいみょん私物まとめの人 (@kurashihitotoki) June 2, 2020
EIZOのFlexScan23.8インチディスプレイモニター
ベゼルレスかつ映像がとてもきれい。
MacのRetinaともひけをとらない、
白色で圧迫感がない上に奥行きがあって省スペース化できる。
動画に載せてないけど、前後傾もできるし、画面縦向きにも回転できる。https://t.co/RMnVK4795U pic.twitter.com/IvVH7dVcHO
ディスプレイは23.8インチ。
13インチのMacBook Proでは画面が小さいので、自宅ではモニターを画面にPC操作しています。
MacBookにはクラムシェルモードという、MacBookを閉じた状態で映像をモニターに映して使用することができる機能があります。
ボクはその機能を使って、PCの映像をモニターに映しています。
映像を写すのに、EIZOのモニターの場合HDMIが必要で、そのためにハブを別途用意しています。
モニターアーム エルゴトロン
7.
— くまた@あいみょん私物まとめの人 (@kurashihitotoki) June 2, 2020
エルゴトロンのモニターアーム
ずっと欲しかったヤツ今日届いた!
モニターが宙に浮いてるから机の上が広く使えて、かつヌルヌルと動かせるからアクロバティックな動きもお手の物。
モニターアームってゴッツイけど白色にしたことでナチュラルな雰囲気になって優勝https://t.co/SGfAnB2WbW pic.twitter.com/JjOktphbiV
PC画面の高さ調節の時にオススメしたモニターアーム。
ヌルヌルスムーズに画面の向きや高さを動かせます。
モニターを背面から固定して使用します。
モニターアームは少しごつい印象なのとあまり一般的なものではないため、最初は買うのを渋る人が多いです。
しかし、2019年くらいから作業環境を紹介する人の間では一気に流行して、あるのが普通のものになってきています。
また、使ってしまったら最後。
画面をヌルヌル思い通りに動かせるということに感動を覚え、モニターアームがないと違和感を覚える体になってしまいます。笑
ぜひこの快感をあなたにも体感してほしいです。
マウス Magic Mouse2
元々はAppleのMagic Trackpadを使用していましたが、Magic Mouseに浮気しました。(ちゃんと外出時にTrackpadは使用しています。)
これだけシンプルなデザインなのは非常に嬉しいですね。
操作もしやすくて買って大正解でした。
ですが、やっぱりTrackpadの方が柔軟で直感的な操作ができます。
イラストなどビジュアル系の作業が多い人にはTrackpadの方がオススメかもしれません。
マウスパッド エレコム
マウスを買うならセットで必要なのがマウスパッドです。
マウスパッドはリストレストがついているエレコムのものがオススメ!
価格も非常にリーズナブルでありがたい!!
キーボード 東プレ リアルフォース for Mac
キーボードは今までApple純正のMagickeyboardを使用していました。
別に不満があったわけではなかったのですが、どうしてもリアルフォースのキーボードが欲しかったので購入。
当初は打鍵感が軽すぎて打ちづらかったのですが、なれてしまうとタイピングスピードが圧倒的に早くなり、文章を打つのが楽しくなってきます。
リストレスト FILCO
リストレストは、パームレストとかアームレストと言ったりもします。
マウスパッドのところでも「リストレスト」と書きましたが、これはキーボードやマウスの手前に置いて手首(あるいは手のひら)を置くものです。
長時間の入力操作による疲労の軽減と操作性の向上が主な目的で、リストレストがあるのとないのとで大きな違いが生まれます。
Macのトラックパッドを使っている時とか、長時間不自然な手首の角度で操作していると次第に手首が痛くなり、作業を中断してしばらく手首を休めていても痛い状態が続くなんてことがありました。
手首の位置にリストレストを置いて腱鞘炎にならないよう気をつけてください。
特に木製のリストレストなら、置く場所が変形する心配もほとんどないので、せっかく買うなら木製がオススメです。
机 無印良品
机は無垢材のものが理想だったので、無印良品で見つけた折りたたみができる机を使っています。
高さ調整ができないのでどうしようかと悩みましたが、椅子で高さを調節し、足がつかなければフットレストを使えば良いやと思い購入を決意。
120センチの幅があり、7畳の賃貸マンションには結構大きな机で、食事したりもこの机で済ましています。
椅子 SONGMICS オフィスチェア
椅子はピンキリなので、ある程度条件を絞ってAmazonで購入しました。
- 肘掛の高さが調節できる
- 座面の高さが調節できる
- 予算1万円
可もなく不可もない普通の椅子なので、言うほどオススメではないですが、選ぶときの条件は上記のような部分を参考に決めれば良いんじゃないかなと思います。
肘掛の高さも調節できるもので1万円ちょっとのものは意外と少なく、自分が買ったSONGMICSのオフィスチェアも今はAmazonで在庫なしになっていました。
また、椅子には長時間座っても疲れにくいようにクッションを置いています。
足元には椅子の高さによって足がつかないのを防ぐようにフットレスト(足置き)を置いています。(左側が割れてしまっているが。。。)
ボクはこんな感じで、椅子にクッションを置いて、フットレストをセットして作業しています。
価格は少し上がりますが、似たような商品のリンクだけ貼っておきます。
デスクライト Neewer LEDリングライト
これはYouTube撮影や、zoomなどのオンライン上で人と関わることが増えたことで導入したものです。
なので、デスクライトではないですが、デスクライトとしても使用しているのでご紹介します。
ライトの色の調光が3段階あり、暖色、寒色、昼光色と色が変えられるので、朝は頭が覚めるように寒色、寝る前は暖色など変えて使えるのでオススメです。
写真はわかりにくいですが、寒色と暖色のライトです。
収納スタンド
デスク環境をすっきりさせるために購入しました。
あとは、MacBook Proをクラムシェルモードで使いたいと思い、立てかけられるものが欲しいなと思っていたので、このスタンドを選びました。
スタンド部分を外すと中にコードがしまえるのと、コードを出す場所がたくさんあるので、この場所1つでタブレットもスマホもイヤホンも充電可能です。
便利ではありますが、デスクの場所を取ってしまうものなので、デスクの大きさに合わせて必要不必要を考えるべきかと思います。
裏の配線を多少なり整えるのに便利なのがケーブルホルダーです。
収納スタンドはちょっと邪魔になるという人でそれでもケーブルを綺麗にまとめておきたい人はこのケーブルホルダーがベストバイかもしれません。
まとめ 自分にあった最高のデスク環境を目指せ!
長くなりましたが、自分のデスク環境も晒しながら理想のデスク環境とはについてまとめさせていただきました。
なんども言いますが、デスク環境はこだわればどこまででも追求できると思いますし、お金もたくさんかければそれなりの環境が手に入ります。
ただ、その環境で自分がすべき作業ができなければ意味がありません。
自分のお財布と相談しながら、今可能な範囲で作業環境を整えて、あとはその環境で作業に打ち込むのみです。
デスク環境にこだわり始めて必要以上に投資したり、デスク環境を整えて満足してしまっては本末転倒だということだけ忘れないでください。
だとしても、、、やっぱりお金と時間をかけて用意した作業環境はいいものです。
仕事がしたくなるし、作業スピードが上がるのが実感できます。
特にキーボードとモニターは本当にいいものにした方がいいと声を大にして言いたい!
この記事を見たあなたが、自宅でも快適かつ効率よく仕事や作業に取り組めることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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